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広報東京都 令和元年12月号

Tokyo Tokyo FESTIVAL 6

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東京都 クリエイティブ・コモンズ

2020年はスポーツだけじゃない !
文化でつながる。未来とつながる。

■文化施設を訪ねて~東京文化会館の裏話
都内各地で展開しているTokyo Tokyo FESTIVAL。今回はその大切な舞台である文化施設の一つ、東京文化会館を紹介します。
JR上野駅公園口の正面に建つ東京文化会館。重厚感ある外観が特徴的で、建築家前川國男の設計によるものです。
東京文化会館の向かい側には、平成28年に世界文化遺産に登録された国立西洋美術館があります。フランスの著名な建築家、ル・コルビュジエが設計を担当したことは有名な話ですが、前川國男は、ル・コルビュジエのもとで建築を学んだ弟子の一人です。
東京文化会館は、軒の高さや外壁の質感などを国立西洋美術館と合わせるよう設計され、調和のとれた景観を上野の森の一角に作り上げています。
館内にも「森」を想起させる工夫が凝らされており、ロビーの大きな柱は森の木、床の模様は木の葉、不規則に配置された天井の照明は天の川を表現しています。コンサートや舞台公演が行われる大ホールの客席に点在する青緑黄色の座席は色とりどりの花畑をイメージしており、空席を目立たせない効果があるとも言われています。
また、館内の裏側を回るバックステージツアーに参加すると、舞台袖や楽屋の柱や壁など至る所に書かれたサインの多さに圧倒されます。これらは一流の演奏家やダンサーたちが残してきたもので、最も古いものは、昭和42年のフィラデルフィア管弦楽団のサインです。機会があれば、お気に入りのアーティストのサインを探してみてはいかがでしょうか。
2020年にかけて、Tokyo Tokyo FESTIVALの取り組みとして都内各地でさまざまなイベントが開催されます。お出かけの際には、会場となる施設の背景にも目を向けてみると、いろいろな発見があるかもしれません。

お問い合わせ:生活文化局文化振興部
【電話】03-5320-4232
【HP】https://tokyotokyofestival.jp/

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